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22-07-21
韓国特許庁は、人工知能(AI)技術が適用された特許検索システムを利用した審査を2022年3月25日から試験的に開始した。
今回の人工知能(AI)特許検索システムは、審査官が検索キーワードを入力しなくても人工知能(AI)が審査対象文書からキーワード及び核心文章を自動的に抽出し、最も類似した先行技術文献を検索して推薦してくれる。これにより、審査官は先行技術文献の検索時間を短縮し、審査品質を高めることができるものと期待される。
当該検索システムは、カカオエンタープライズとの協力により開発されたもので、システム開発のために約500万件の特許文献を学習データとして使用し、人工知能(AI)が導き出した中心となる文章と特許分類コード(CPC)等の特許文献固有の情報を活用することで正確度を大幅に高めた。
昨年末、人工知能(AI)特許検索システムの開発を完了し、一部の審査官を対象にベータテストを行った。今年は審査官からのフィードバックに基づいて最適な性能が具現されるようシステムを改善した後、来年から正式なサービスに切り替える予定だ。
韓国特許庁は昨年、図形商標検索、デザイン分野審査に人工知能(AI)技術を適用した検索を開始した。今年、特許検索にまでこれを拡張することにより、知的財産権全分野に人工知能技術を適用して審査業務を推進するようになった。